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施工現場で働く設備CADオペレーターの多くが、
「もっと施工図を描けるようになりたい」
「補助ではなく、技術者として認められたい」
と願っている。
しかし現実には、どれだけ努力しても“補助”の枠から抜け出せない人が少なくない。
それは決して本人の努力不足ではなく、現場の役割分担そのものが“補助”構造になっているからです。
■ 「補助」のままでいることは、ある意味で“正解”でもある
今の業界構造では、CADオペレーターが補助に徹することは、“コスパの良い働き方”として成立してしまう。
こうした価値観を選ぶ人も多く、それは間違いではない。
ただし、現場が佳境に入ると状況は一変する。
そんな“居場所のなさ”を経験するCADオペレーターも少なくない。
このギャップを経験した人ほど、「補助ではなく、技術者として認められたい」という気持ちが芽生えていく。
■ では、なぜ設備CADオペレーターは“補助”から抜け出せないのか?
その理由を理解するには、まず施工現場の役割構造を見る必要がある
■ 施工現場が重視するのは「品質・工期・利益・安全」
企業として現場が守るべき価値は、「品質・工期・利益・安全」この4つに尽きる。
そのために配置される役割は、ざっくり次のようになる。
1〜4は固定された役割ではなく、密に連携しながら品質・工期・利益・安全を守るための“検討・判断・調整”を行っている。
■ CADオペレーターは、そもそも“検討の輪”に入っていない
現場はプロフェッショナルの集まりで、品質・工期・利益・安全に関わることを”疑念・検討・質疑・確認”を繰り返しながら進めている。
しかしCADオペレーターは、その検討プロセスに参加する前提で配置されていない。
なぜなら、現場はCADオペに「検討」ではなく「決まったことを早く・正確に図面化する」ことを求めているからだ。
つまり、CADオペレーターは構造的に“検討が終わった後の作業者”として扱われる。
■ でも、それは「あなたの能力が不足している」からではない
役割が補助であるだけで、あなたの能力が低いわけではない。
現場のシステムが“CADオペは補助である”という前提で設計されているだけ。
だから、あなたが補助に留まっているのは、あなたの努力不足ではなく、構造の問題なのだ。
■ 時間は過ぎていく。経験が「実績」に積み上がらないというリスク
補助のまま働いていると、判断経験・調整経験・施工図の検討経験といった“技術者としての実績”が積み上がらない。
日々の業務はこなしていても、履歴書に書ける経験が増えない。市場価値が上がらない。
これは、あなたの能力とは関係なく、役割があなたの未来を制限してしまうということ。
■ 時代は3Dオペレーションが必須になりつつある
2Dの修正作業だけでは、これからの設備業界では生き残りが難しくなる。
3Dになると、
こうした“立体的な理解”が必要になる。
単なる操作ではなく、設備そのものを理解していないと扱えない世界に変わりつつある。
3Dは「CADの延長」ではなく、施工図の理解が前提の技術だからだ。
■ AIの進化で「作業としてのCAD」は確実に減っていく
こうした機能がすでに見え始めている。
つまり、“指示された通りに描く”という作業は、AIが最も得意とする領域。
補助的なCAD作業は、これから確実に自動化されていく。
■ では、CADオペレーターは“補助”という役割を続けられるのか?
結論から言うと、
「補助のまま」では、これからの10年を生き残るのは難しい。
なぜなら、
という現実があるから。
つまり、“補助”という役割は、構造的に固定されている一方で、その役割自体が時代とともに縮小していく。
あなたの能力が低いからではなく、役割の寿命が短くなっているということ。
■ だからこそ、今「補助から一歩抜ける準備」が必要になる
ここまで読むと、不安になる人もいるかもしれない。
でも、これは脅しではなく、未来を選び取るための現実認識。
前編では、「なぜ補助から抜け出せないのか」という“構造の説明”をしました。
■ 後編では、「補助」から抜け出すきっかけをどう作るかを語ります
\設備業界で働く女性たちへ/ 「わかる〜!」が飛び交う、ちょっとホッとする時間を。
もしあなたが、「補助のまま終わりたくない」「もっとできるようになりたい」そんな気持ちを少しでも持っているなら、
その思いは大切にしてほしい。
レブロネクストでは、設備女子がキャリアや働き方を語り合う「設備女子あるある会」 を開催しています。
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2/ 14 土
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2/ 28 土